2009年8月21日金曜日

さぎ草はばたきました。



花続きですが、さぎ草が咲きました。


花言葉を調べてみました。



「夢でもあなたを想う」



まぁ~、ロマンチックな言葉ですね!


その他にも「芯の強さ」、「発展」などだそうです。


それにしても、よくこんな形になるものですね!


お店に来たお客さまがさぎ草を見て、「オレはこれが好きだ」
と、指したのが・・・




この一輪(一羽?)。


今にも羽ばたきそうな形が、お気に召したようです。


さぎ草愛好家の方は思いのほか多く、レジの近くにおいてある鉢を
見つけては、嬉しそうに眺めていってくださいます。


ただ、最近の季節がずれ込んでいるせいか、
本当はもう少し早い時期に、通常咲くそうなのですが・・・


ともあれ、今しばらくこの花を眺めて楽しめそうです。^^




2009年8月11日火曜日

お釈迦様な華





お盆の前になると、花市が開かれます。


母に頼まれて、蓮の花を買いに行ってきました。


おば様方にもみくちゃにされながら、なんとか目的地につくと、
なんとも高貴な香りただよう、蓮のつぼみが・・・


先日電車に乗ったときも、蓮の咲いている池のそばを通ったのですが、
見事に咲いていました。


「ほほぅ・・・」


きれいなものです。



蓮の花は、泥沼からきれいな花を咲かせるということで、


煩悩の世の中から菩薩に教え導かれ、清らかな信仰の花を
咲かせるというような例えにつながり、


仏教のシンボルのような花として、尊ばれていますよね。


仏像も蓮の上に坐っていますし。


なんとなく、そういうことをしらなくても、この花が
とても高貴な品格を感じる気がするのですよ。



2009年8月1日土曜日

明治のお中元の団扇





あっついですね。



気が付けばもう8月ですよ!



たぶん、日本のどこかで、



「あんまり時間が経つのが早くて、気が付けば、

『あけましておめでとうございます。』なんて絶対言ってるよね~」



って言ってる人が、この時期どこかに必ずいる気がします。





さて、夏本番を迎えるにあたって、
ちょっと涼しげなものを撮ってみました。








うちわなのですが、少し古いものになります。




以前、ゆかみにBlogでもご紹介しましたが、


明治頃、店の中元としてお得意様にお配りしたものだそうです。




今月のおてしょ便り(紙面)を書くにあたってよいしょと


もう一度持ち出してきたのですが・・・・、




新たな発見がひとつ!




この絵柄は、千代紫醤油の名にちなんで、


紫式部の『石山寺』の版画図絵をモチーフにしているのですが、




紫式部さん、なにか恋文でも書いているのかしら・・・




と、覗き込んだら、








「あっ」









(右から読むと)




・・・・・・にしまき




こんなところに宣伝?(^^;




(以前、この団扇が配られた時代、西巻醤油店という名前でした。)




でも、本当に紫式部さんに書いていただけたなら、
とっても光栄ですよね!!!




当時の当代の遊び心なのでしょう。^^




たぶんこの団扇は、明治時代につくられたものが1本と、
昭和初期?頃つくられたものが1本ずつしか残っていないので、
大切にしたいと思います。(^▽^)