2009年2月26日木曜日

大久保鋳物 原 惣右エ門 探訪記



昨日、とてもすばらしい、芸術的文化に触れさせていただいてきました!


新潟県無形文化財認定 蝋型鋳金の伝統と技を今に受け継がれる、
大久保鋳物 原 惣右エ門さんの工房・展示店にお邪魔させていただいたのです!



おしかけた・・・といったほうが近いかもしれませんが(^^;)



柏崎に残る古くからの芸術文化として、いつか作品をよくよくみさせて
いただけたらなぁと思っていたのですが、


幸いこちらの若奥様とお知り合いになれたので、
「今度ぜひうかがわせてください!」と、お頼みしたのでした。^^



展示室には職人技の光る作品が」ずらり!




大きいものは2~3ヶ月かけて作りあげるそうです。



そもそも蝋型鋳金(ろうがたちゅうきん)とは、「古代エジプトで始まったとされ、
日本では奈良時代よりみられる技法。
松脂(まつやに)と蜜蝋(みつろう)を混ぜ合わせたもので原型を作り、
真土(まね)といわれる鋳物用の土を粒子の細かいものから順に塗り重ねて乾燥させ、
炭で徐々に加熱し鋳型となし、唐金を鋳入して現物を得る」のだそうです。
(大久保鋳金カタログより)


ちょっと聞いただけでも、とても手間ひまかかる作業だということが伺えます。

でもみてください!この有機的な独特な細工!





これは蝶のお香たて。かわいぃ。(^▽^)

アクセサリーも最近は作られているそうで、ユニークで流動的なデザインの
ネックレスなどがおいてありました。



手前の作品はご主人がお作りになったそうです。

いろいろ説明してくださった原さんいわく、自分が作ったものは
本当に値段をつけるのが大変なんですって。

お気持ちよくわかります!(;-;)

私もむか~し作家のはしくれ的なことをやったことがあるもので・・・

次元違うか。




笑顔の素敵な若奥様の原さんです。^^

大変お世話になりました!このあと、二人で噂のカフェに足を運び
ながながお話させていただいたのでした。

楽しかったです~♪


以前の展示会の模様のページがありましたので、のせておきますね。





とかく近くにある伝統や文化は見逃してしまいがち。


海がちかければ、泳ぎにもいかないし(?)


でも、灯台もと暗しにならないように、身近なすばらしいもの、
もっと発見していきたいものです。

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